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個人的な日記
2011年01月17日
キセノンPです。twitterなどでは一応元気にやっているように見えるかも知れませんが、気持ちの整理がまだ完全についたわけではありませんし、やること・考えなきゃいけないこと等山積みです。ただ、沈黙していたらよりいっそうご心配をおかけしそうなので、ちょっと書いてみることにします。
個人的な日記とわざわざタイトルに書いたのは、以下の内容をXMの公式発表だと捉えられては困るからです。あくまで私の個人的な感情や考えです。
知っての通り、XMは半身を失ってしまったため、活動をもし再開させるのであれば、並々ならぬダメージを埋めるべく努力をせねばなりません。しかしながら、今の状況ではメンバーは心の傷から回復したとも立ち直ったとも言い難く、こうして何とかアナウンスをしようとするのが精いっぱいの状況です。
正直に言って、「XMは解散した方が良いのではないか」と頭にちらついたのも事実です。キセノンPとしての活動を続けることはさほど難しくありません。今まで通りにやれば良いのです。しかしXMは違います。3人のメンバーがいて、二人のコンポーザーが互いにしのぎを削り合ってできた楽曲達を、もう一人がバックアップして一つの作品に仕上げるのがXMのやり方でした。しかし、もうそれができないのです。もう一人は復帰できる保証もないほどに深刻な状態であり、XMのメンバーとして動けるのは私一人なのです。三人分の仕事を私一人でやるのはただでさえ大変なのに加え、私には別に個人サークルがあり、そちらを今年から本格的に始動しようと思っていた矢先でしたので、両方に対して全力で臨まなくてはなりません。しかし、いくら時間の自由が利きやすく、音楽活動に集中しやすい私の環境であっても、二つのサークルのリーダーとして、サークル二つ分の業務を一挙に引き受け、両方で作品を出し続けることは私には不可能です。努力不足などではなく、精神的にも物理的にも不可能なのです。そして、どちらかで手を抜くという選択肢は私にはありません。全力でできないくらいなら解散した方が良いと考えたのです。
しかし、残ったメンバー二人は、「XMは続けたい」という意見で一致しています。そして、実証されていることではないのですが、恐らくXMのファンの皆様は、このままXMが消えてゆくのを良しとはされないだろうと思います。私がファンなら続けて欲しいと思うだろうとも思っています。同時に、もし立場が逆であったとしたら、きっと彼は続ける道を選んだだろうと思うのです。だとしたら、私がここで解散という選択をしたら、それは彼の信頼をも裏切ることになると、私は考えています。したがって、私自身は、XMというサークルの活動を継続することに関しては前向きな気持ちでいます。残ったメンバーでちゃんと話し合ってそういう結論が出さえすれば、私はいつでもXMの為に身を投げ打つ覚悟でいます。ただ、現実問題が山積みなのは避けようがありません。それらをどのようにクリアしていくのか、それは今後かなり長期に渡って深刻な課題として残ることになるだろうと思っています。
既に起こっている・起こった問題について、いくつか述べようと思います。
一つは、彼が立ちあげたオフィシャルサイトについてです。現状では彼が立ちあげ、彼が管理していた以上、私達ではあのサイトに手出しできません。一応管理権の委譲や取得などを試みてはおりますが、成功する可能性は低く、あのまま打ち捨てられる可能性が高いです。したがって、仮の、そして後に本格的に移設先となる第2のオフィシャルサイトを立ち上げる必要が出てきています。
また、年末から年始にかけてすったもんだあった、『HAYABUSA』アルバムの納品遅れですが、これも在庫を彼が管理していたために起こってしまったわけです。ギリギリに何とか回収できたため冬コミ当日には在庫を揃えられましたが、その後こちらでも問題がいくつか重なってしまったため、納品は遅れに遅れてしまったわけです。幸い現状確認できている委託先には一通り納品を済ませることができたとはずですので、何処でもお好きなところでお買い上げできると思います。ばいなう!
XMとしての活動を続けていくのなら、私一人ではとても回りません。場合によっては、新メンバーを募集する可能性もあります。ただ、彼の代替を欲しているわけではありません(事務作業に関してはすぐにでも誰かに押し付けたいですが)。また、彼は脱退したとは扱わず、新メンバーは4人目以降とカウントしていくことにしたいなと思っています。
また、限界はあるので完全にというわけにはいきませんが、彼の得意だった音楽性や方向性は可能な限り吸収して、「お、これは!」とファンの方に分かる程度にはアウトプットできればなと思っています。具体的には、ルカさんの彼氏のこととか、「ばいなう」→「SoldOUT!」の系譜とかは、ここで潰さずに次以降もできればなと思います。勿論、それに気が行き過ぎてしまって自分自身が楽しめないということはない程度に、です。
以上が、XMに関して"今現在の"私が"個人的に"思っていることです。この通りに将来的に展開していくという保証は全くありませんが、可能な限り実現できたら良いなと思っています。
キセノンPでした。
Trackback
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無題
2011年01月17日(月) 23:25
あくまで1ファンの願いですが・・・
もし無理をされているようでしたら、一度休憩して、心が壊れるような事にはならないでください。
聴き手側として、2度とその人の音楽が聴けなくなること程寂しいことはありませんから・・・
ritchie-li () 編集
無題
2011年01月18日(火) 00:40
今日知りました。あまりのことにびっくりしています……。
遅くなってしまいましたが、乙女Pのご冥福をお祈りします。
……混乱していて、上手く言葉を紡げそうもありません。
今はただ今後を見守ることしかできませんが、もし活動を再開されるのであれば、そのときはまた一人のファンとして、知己として、応援させていたきたいです。
その日が来ることも願っています。
おーか () 編集
無題
2011年01月19日(水) 01:02
最近ブログの方を見ていなくて今日みました。
心よりお悔やみ申し上げます。
実は自分も去年10月に祖母が亡くなり11月には
母も病気のため永眠し年末はグダグダでした。
キセノンさんの気持ち痛いほどわかります。
無理をなさらずに・・ゆっくりしてください。
にーしゃん (URL) 編集
無題
2011年01月19日(水) 01:28
自分が手伝うことでXMが多少なり、ゆとりを持って続けられるのでしたら何でもするのですが……。
例えば在庫管理や委託先への発送、イベント申込等の事務作業なら……でも首都圏のイベントには頻繁に参加することはできないので、結局大してお役には立てないですよね><
これから先、どのような形で続けられるのかはわかりませんが、一ファンとしてずっと追いかけていきたいと思います。
くじら () 編集
無題
2011年01月27日(木) 19:11
ツイッターは色々あって消してしまいましたが
XM、キセノンP様、乙女P様の曲を大切にきいています。
いいものを受け継いでいければと息子や娘のプレイヤーに
お二人の音楽をいれてあげたらとても気に入ってくれて
歌詞を印刷してくれとせがまれたりしています。
お体には気をつけて絶対に無理をなさらないでくださいね。
あんこ玉 () 編集
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